【読書録】『決断の磨き方』(著:池田貴将)学研
昨年引っ越しを2度して、本を移動させましたが
多すぎのため、グッとくるもの以外を破棄するようにしようと
決めました!こんまりさんの断捨離的な。。。
と言いながら、もったいないので、サッと流し読みして
所感や要約を残しておきます。
【決められないのは思考の癖。だから治せる!】
考える/悩むのをやめて、決めることに集中しよう。
決めるとは、決めたこと以外を捨てる/考えない/やらないこと。
なぜ決められないか?
①諦め「どうせダメだろう…」
②決めたこと以外を断つのが怖い「失敗したらどうしよう…」
→未来への不安は自分の人生とどう向き合っていけばいいのか
わからないことから生まれる
→自分で決めるべし!!未来とは可能性!
未来は決まっていない。自分で決めるものだ!(自由裁量)
【志】腹を括れるか?が勝負の分かれ目
今まで決めてきた/決めてこなかった結果が今の自分。
このままで良いのか???
成功したいなら、方法を考えろ!
夢があるなら、行動を起こせ!
今、その一手を打ったことに大きな意味がある
どうせいつかは悩むのならば、悩んでから追いつめられるより
こちらから悩みにいった方がいい。
【自分を信じる】
自分の武器を見つける。もし見つからないのなら、それでもいい。
将来にどんな武器を持っていたいかを決めて、今から磨き上げよう。
自己否定に陥る分野こそ、本気がある。
そもそも自分にとってどうでもいいことなら自己否定に陥らない。
「まぁいいや」の安易さが最も怖い。
課題の先に良い決断がある。
決断の反意語は「反応」。人から言われてやるのではなく、自分で決めよ!
才能=興味関心×蓄積した情報量
<決められない対策>
・先送り。ただし期限付き。
・選択肢を3つ以上設定する。
危機=ピンチ(危)&チャンス(機)
死守ラインと勝負ライン2~3つを引こう!
周りが決められないところで決めることができる人が成功する。
決めるために必要な情報が集まることなどないし
確実にわかるときまで待っているほど時間的な余裕もない。
あのときは最善の決断だった。それでいい。
また現時点で最善と思うことをやっていいけばいい。
「何が正しいか」よりも「何を貫くか」
三日坊主でいい。問われるのは途切れてしまったあとである
「また始めたい」と思えるかどうか。
朝日は地平線の向こうから昇ってくるように見えるが
地球が自転して(自分で動いて)朝日をもたらせているんだ。
一年後は必ずやってくる。そのとき、どこにいたい、どうなっていたいか??
決断して、動け!
【私の履歴書】大坪清さん(レンゴー会長)リーダーに必要な要素
3/31最終回に書かれていたことを備忘録として。
リーダーに必要な要素は5つ
①モラル(道徳)
②エシックス(倫理)
③フィロソフィー(哲学)
④センチメント(感情)
⑤シンパシー(惻隠の情)
人は信頼されたらそれに応えようという気持ちが働く
情のない経営は評価に値しない
シンパシーを「惻隠の情」とするところに大坪さんの個性を感じました。
「惻隠の情」・・・他者に同情する心。
元々は儒教の言葉。
自分以外の誰かが不幸な目に遭っていることを見過ごすことができず、
相手の立場になって同情する人間らしい感情の一つ。
『孟子』では、惻隠の心は誰にでもあり、拡充していけば、
孔子の理想とする「仁(他人に対する親愛の情)」につながるとする。
「惻」は心を測る。相手の心を推し量ること。
「隠」は「慇」に通じ、相手をいたむ/寄り添って心配すること。
共感とせずに、惻隠の情と書かれたこと。
より思いやりの精神を大切にされていることを感じました。
【読書録】ドラッカーと論語 (著:安冨 歩)
2019年末、マーケティングの師の一人である
原尻 淳一さんと4年ぶりに再会。
そこで教えていただいた印象に残っていた事。
これ。
マネジメントやマーケティングでは
「顧客の創造」に注目されてきているのは感じていたが
見落としていた。「フィードバック」
本当に大事。
トヨタでは新車を出すための会議より
販売中止・廃版にした後の会議が長いと聞く。
なぜダメだったのか、どうしたら良かったのか
きちんとフィードバックしないと
下手な鉄砲、数打っても当たらん。
一致している考え方や内容を紹介している良書。
成功も過ちもすべてひっくるめて自分の身の回りに起きた出来事すべてを成長の機会だととらえることだ。
過ちに気づいたら、改めることに躊躇してはならない。 過ちを犯しながら、改めないのが、過ちである。小人は過ちを犯すと、必ず、取り繕う。
①真剣に自分を知る努力をする。 ②他人のことを理解することができるようになる。 ③その結果、自分を他人に理解してもらうことができる。
「他人が自分をわかってくれない」なんてどうでもいいことだ。「自分をわかろうとしない」ことが問題なのだ。
イノベーションとは、自らの内面、すなわち、ものの見方だとか認識だとか考え方だとか生き方などを改めること
他人の行いを知ることで、人は自分自身の「学習」が可能となる。ここで意味があるのは、内部に蓄えられている何かではなく、外部との相互作用のなかで発展する自己である。これこそが「知識」の本質なのである。
いかなる素質であっても、学ぶ、ということがなければ、欠陥になってしまうのである。
己を知る。他を知る。学ぶ。フィードバックを行う。
この循環。
情報とはデータに関連性と目的とを与えたもの
知る・学ぶ際にただのデータ取集とならずに
きちんと目的を設定し、関連させながら昇華させ
自分の中の「知」「情報」としていくことを忘れずに。
久しぶりの備忘録として。
『臆病な僕でも勇者になれた七つの教え』(旺季志ずか) アウトプット強化勉強会②
だいぶ間があいてしまいましたが、続き。
主催者の高橋政史さん曰く
下記の事をすると文章が書きやすくなるとのこと。
★フォーマットを使うと書きやすい
★話してから書くと書きやすい
★引用すると書きやすい
自分は書く事をちょっと苦手としているので
会の冒頭に出されたフォーマット(型)を使用してみます。
(こんな人)にお伝えしたい。
なぜなら(___)だから。
ポイントは3つ
1.___
2.___
3.___
で、ワタクシが書いたのは下記になります。
『臆病な僕でも勇者になれた七つの教え』は
「普段本を読まない悩める人」にお伝えしたい。
なぜなら「誰にでもわかりやすい物語形式で書かれている」から。
この本のポイントは3つ。
1.悩んでいる自分をそのまま受け入れられるようになります。
受け入れた状態から、何をしたら良いか、わかります。
2.物語が具体的に見える、映像のように見えます。
他のビジネス書や自己啓発本のように文字だけではなく
内容が映像付きでイメージできます。
3.読後は、物語の主人公とともに晴れやかな気分になれます。
1つ1つをRPGのようにクリアしていく感覚があり
すべてクリアしたときに新しい何かが見えます。
他の参加者とも話をしましたが
この本は、映像がイメージできる。
アニメ化・実写化(予算的に厳しそうですが、、、)されても
まったくおかしくないです。
『チーズはどこへ消えた』などのベストセラー本で
自己啓発系の物語がありますが
それらより実践的で、取り組みやすく
自分の考え・行動を変えやすいと思います。
イマ、悩み/モヤモヤを持っている方は
ぜひ一読してみて欲しいと思います。
次回は読書会で聞いたこと、思ったことについて
書きたいと思います。
『臆病な僕でも勇者になれた七つの教え』(旺季志ずか) アウトプット強化勉強会①
整理術で参考にしている&ご教授いただいた
高橋 政史さん主催 の読書会。
- 作者: 高橋政史
- 出版社/メーカー: クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
- 発売日: 2011/04/13
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 6人 クリック: 480回
- この商品を含むブログ (32件) を見る
今回の課題図書は
『臆病な僕でも勇者になれた七つの教え』(旺季志ずか)
この本、本屋さんで戸惑いました。
著者の本に対する言葉がないのです。
「はじめに」も「あとがき」もない。
著者のコメントがないことで
ある意味バイアスがかからず、話をそのまま受け取れます。
そして、最後に「まとめ」があるのです。
ココだけ読めば要点はわかると思います。
しかーし
それはまったく意味ありません。
「ヒトは生きるために空気が必要です」くらい
読んでも意味がありません。
是非、最初~最後まで物語を読んでいただきたいと思います。
<最初の感想>
読みやすいなー
著者は自己啓発にかなり詳しいなー
自己啓発オタクかなー(失礼っ!)
ナポレオンヒル、こんまりさん、佐藤伝さんなどなど
いろんな人の顔が浮かぶなー
物語がしっかりしているので、
映像が見えるなー
登場人物が小学生だからか晴れやかな気分になるなー
自分は素直ではないなー
あかんなー
そう考えればよいのかー
できてないなー
やらなきゃなー
・・・やろう!
と
だんだん自分を見つめなおす機会になりました。
読書会当日の内容はまた次回に。
『Think Simple』
ジョブスと12年間仕事をしていた
クリエイティブディレクターのケン・シーガル氏の著書。
<読書設定テーマ>
appleのようなマーケティングをするために
心にとめておく3つのことは?
<解>
1.【「プロセス」よりも「アイデア」を〝常に最優先”させる】
2.【「充分によい」では不充分。妥協する余地はまったくない】
3.【考えることは大きく、それ以外は小さく】
<以下私見>
どうしても「プロセス」を大切にしていくことなりがち。
あの人が言うから…しょうがいないなぁ。聞いていたからなぁなどという
同情や私情、組織論をはさまずに、良いと思っていることは貫く。
そして
残酷なまでに正直に、率直なコミュニケーションをする。
これはわかっていてもなかなかできるものじゃない。
言うのは簡単。やるのは物凄く難しい。
ジョブスは、叱咤や怒りなども会議のたびに「初期化」していた。
いつでも物事はその真価に基づいて扱われる。
昨日はマヌケというラベルを貼られても
今日もマヌケであるということを意味しない。
人を見る際も、今出せるアウトプット(アイデア)よりも
その人の過去やそのときの場を見てしまいがち。
物事を正視し、きちんと判断できる目を持たないといけない。
すぐにミスを認めて、イノベーションのほかの面をどんどん進める。
体(テイ)を気にせず、あくまで「アイデアを常に最優先」。
アイデアを実現させるためには、他は削除。
すぐ大きくなりがち、なりがちの大企業病を防ぐ。
テストをしない。
動くのをやめない。スピードある組織へ。
これもなかなかできない。
意思決定者は全プロセスにかかわる。
どうしても報告ベースでジャッジしがちではないでしょうか。
最後に【simple】の捉え方を備忘録的に記しておく。
「シンプルさは目標ではなく、目標を達成へと導いてくれる光」
- 作者: ケン・シーガル,林信行,高橋則明
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2012/05/23
- メディア: ハードカバー
- 購入: 8人 クリック: 520回
- この商品を含むブログ (67件) を見る
『人を動かせるマネージャーになれ!』 ブライアン・トレーシー 著
響いた言葉をメモ。
あなたがよくなれば、あなたの人生もよくなる。
あなたがよくなれば、あなたの部下もよくなる。
部下のためにも、自分が成長しなくては!
私は戦略プランニングや個人の目標設定では
次の4つの質問をすることにしてる。
1.われわれは今どこにいるか?
2.どうやってここにたどり着いたのか?
3.将来はどの場所にいたいのか?
4.その場所にはどうやって行けばいいのか?
自分の目標設定が一番あまいので
ここはしっかり考えよう。
効果的な権限委譲プロセス
①まかせる仕事に最適な人物を選ぶ
②課題を丸ごとまかせる
③具体的な目標値を伝える
④権限委譲に際して部下とよく話し合う
⑤最終的な期日と、中間の区切りの期日をはっきり決める
⑥仕事をするのに必要なリソースを使う権限を委譲する
⑦権限を委譲したら、そこから先はすべて部下にまかせる
いつまでも同じ業務をしているリーダーはダメ。
これに合わせて、権限委譲しつつ
業務移管するようにしよう。
マネジャーの3つの志向
「結果志向」「解決策志向」「行動志向」
…
成功しているマネジャーはみな、
結果を求め、解決策を探し、行動を起こす。
しかし、有能なマネジャーに共通するこれらの資質のうち
一番大切なのは行動だ。…スピード重視だ。
行動が遅いのは反省。猛省。
早く動くように善処します!
計画を立てるときに使う1分は、
実行するときに10分の節約になる
とりあえず、行動/動くはダメですね。
しっかり考え、見極めて、早く動く。
これですね。