Doする?善処します!

※ 善処・・・適切な処置をとること。 「前向きに検討する」に同じ。行政においては「何もしない」という意味。

最強の自分マーケティング 「MBA流」ビジネスプロフェッショナルの ファクト(事実)を知る力、やり抜く力

最強の自分マーケティング
「MBA流」ビジネスプロフェッショナルの
ファクト(事実)を知る力、やり抜く力」

って長いタイトルになりましたが
メールマガジン「ビジネスブックマラソン」を
やられている土井英司さん主催セミナーに
参加してきました。

今回のゲスト講師は
内田和成さんと斎藤広達さん。

御両名とも
すごいコンサルタントですね。

以下、セミナーまとめ。
UPダメよとか言ってたかな・・・
記憶はないですが
1万円 分の価値は間違いなくあった
内容をおすそ分け。

まずは

「やれることをやって(実績出して)から辞めろ!」

先制パンチですねw

一流の人は、自分はその仕事に
「向いていない」と思っているが
「実績を出している」のだ。

国によって考え方が変わっている。

外資系:顕在化したモノを求める。キャリアは自分でつくるモノ
日系 :潜在力を引き出す。キャリアは延長線上にあるモノ

会社に養われているのか?
会社を成長させているのか?

前者は危ないとのことです。


御両名ともコンサルタントですが
コンサルタントとは、いろいろなタイプの人がいる。
いろいろなタイプがいた方がいい。
BCGはダイバーシティ思想。

といえども必要な力としては…

1.地頭が良い
2.対人能力がある
3.知的タフネスである
   正解のない質問を繰り返す面接方法。
   議論を高められるかがポイント。
   ※ディスカッション能力と対応力

そして、お客様に「いいね!」と
言われるコンサルタントの能力としては

1.お客さまが気づいていない点に気づく
2.考えや企画の肉づけ、具体化・実現化がうまい
3.悩みをトコトン聞き、カウンセリングできる

 ⇒何が得意なのか?どれくらい同じタイプの人がいるのか?
(相対的立ち位置)を把握することが大事。

コンサルだけじゃないですね。
どの企業にも言えるのではないでしょうか?


さらに続きます。
 
・現場(一次情報)のfactを拾い上げて説得できる
・factやdataをどう読み取るか?感性がポイントになる領域
  ⇒やって失敗すること。
仮説→実行→検証のサイクルを数多く回すことが大事。
   …パラダイムの中だと容易にできる。
パラダイム自体を疑って、変更していくには
    思い切った仮説検証が必要で、難しい。

世の中の情報、意見などを
次の3点から見て、仮説力を磨く

○Premise(事実)
○Assumption(仮説)
○Conclusion(結論)


世の中には「A」がおかしいときが散見される。
<EX> P:知人5人のうち、4人が離婚した。
     C:世の中の離婚率は急上昇している。


■なぜ仮説思考が必要なのか
 ・限られた時間で良いoutputをするため
  ⇒間違えたら、やり直せばいい。
 ・自分がしていること、何をしようとしているか、
  相手に伝わりやすい
 ・本当のことは調べようがない。正解がない。

 ⇒いろいろな打ち手を考えて、
  トリアージュする(切り分けをする)


■仮説思考をするうえで、気を付けたい心理的傾向

「確認バイアス」
 …都合の良いfactばかり集めて、ピックアップしてしまう。

「アンカリング」
 …最初に注目した情報や数値を基準にしてしまう心理的傾向
  ⇒最初はふっかけた方が良い。


■内田さんコメント
戦後の日本:「国○ ⇔ 企業○ ⇔ 個人○」
       のWin-Win-Winの体制

現在の日本:「国× ⇔ 企業○ ⇔ 個人×」
       でWin-Win-Winの体制は崩れている。

パラダイムシフトすべき。
 企業選びは「安心・安全・安定」等の過去の選び方ではなく、
 「自分が成長できるか」をポイントとし、
 就職後は得意ワザをつくり、強化をする。

何事も「Not too late」だが、
若いときにどれだけ足腰を鍛えられるかは大事。

基礎力(統計、会計、財務などの数字力、ベーシックな理論や知識)は
必須なので、勉強しておきたいところ。


さて、やりましょう
…か。

言うはカンタン。
やるのは物凄くムズカシイ。

やった人が目の前に確かにいたのだ。

やりましょう。